学校図書館を考える会・静岡(2017)

 

 静岡市では5年の雇用止めが改善されました。従来は雇用止めの後、1年間は応募ができませんでしたが今後は任用通算累積年数に関係なく継続して応募することが可能になりました。一方で学校司書配置の予算は2年続けて削減となり、勤務日数が減少しています。

 静岡県教委では2014年度から2016年度にかけて学校司書未配置地域に学校図書館アドバイザーを派遣した結果、独自予算で配置する市町が増加し今年度は未配置の町が1町となりました。昨年5月には自己評価のための「学校図書館チェックシート」が各校に配布されました。

 考える会の活動としては、県下先進地の実践報告会や静岡市の小中一貫教育についての市政出前講座を開催し、幅広い立場の方々の参加を得ることができました。

 静岡市は有資格の学校司書が約3割で支援センターや連絡会も設置されていないため、課題解決のための働きかけに関して役立つ情報を知りたいと思います。

【学校図書館法改正を受けてと思われる変化など】

 法改正後に静岡市教委に意義や変化について尋ねましたが明確な返事が得られず、施策としても予算減になりました。昨年度の市議会において同様の質問がありましたが、特に答弁がなく「学校司書は司書教諭の補助」であり「子どもが好きであることが第一」という」認識に変化はみられません。

 

豊中図書館の未来を考える会(2017) 

 

「豊中図書館の未来を考える会」では以下の概要の要望書を教育長に提出します。学校図書館の機能と環境の両面において、学校間格差を無くし豊中市のすべての子どもたちがどこの学校にいても、確かな学力が身につくよう以下の課題を解決してください。

1. 教育委員会は学校図書館の重要性と取り組む意欲を、全学校の管理職及び 

  市長部局に伝えてください。

2.学校司書の専門性が継続的に構築できるよう正規化に取り組んでくださ 

  い。

3. 学校図書館におけるメデイアリテラシー教育の充実にむけて支援を行って  

  ください。

<学校図書館法改正を受けてと思われる変化など>

   豊中市は今のところ影響を受けていませんが、大阪府、近畿圏では安易な人の配置が広がって学校図書館本来の機能が作りにくい状況です。いずれ影響が及んでくるのではないかと危機感をつのらせています。

 

学校図書館を育てる吹田市民の会(2017) 

 

 学校司書にあたる「読書活動支援者」はアルバイト待遇で、研修も不十分です。今後どのように活動していったらいいか、ヒントがほしいと思っています。

【学校図書館法改正を受けてと思われる変化など】

 小学校の読書活動支援者は2校兼務でしたが、少しずつ1校専任が増え、4月に36校中24校になりました。また、勤務時期が5月末からだったのが4月初めからになり、勤務時間も14時間が6時間になりました。公募の資格要件から「準じる人」が消え、「司書か司書教諭の免許を持つ人」に限定されました。

 考えよか志摩の図書館(2017) 

 

 三重県志摩市の「考えよか志摩の図書館」は、市立図書館と学校図書館について学び考えて応援していこうと活動している。これまでも市内小中学校へ学校司書を配置してほしいと要望してきた。市の第2次子ども読書活動推進計画に「学校司書3名配置」が明記されたが、2年経過してもまだ実現されていない。 そこで国の予算措置にあわせて、市議会に請願をしたいと、以前から学習会に参加している市会議員に相談をしたところ、市長へ直接要望が良さそうだと、市長面談をセッティングしてくれた。そこで、925日に市長面談を行って、市内小中学校への学校司書配置を要望した。

 

1、各校1名の学校司書を配置してほしい 

2.資格のある人を採用してほしい 

3、資格に見合うだけの条件で雇用してほしい

  (継続して働けること、ある程度の給与) 

4.派遣、業務委託ではなく市独自で雇用してほしい 

5.雇いっぱなしにせず研修をしてほしい。市立図書館を中心にして定期的 

  に研修を 

6.要望に対して回答をほしい 

 

30分で以上の内容の要望を行った。人口減少が著しい僻遠地だが、学校の統廃合が進み、学校数が大幅に減った今、チャンスがあるのではないかと期待している。

本があって人がいる学校図書館を願う会・香川(2017) 

 

 運動を始めて21年目,毎夏開催していた「学校図書館を考えるつどい」は昨年の20回を機に一応終了。第20回の「つどい」の報告とこれまでを振り返った『報告集」を作成。年3回行っている市教委学校教育課との懇談後に報告を兼ねてニュースを発行。他に,「学校図書館訪問」・「学校司書の仕事」などの連載記事も。

 高松市は71の小中学校に62名の「学校図書館指導員」が配置され,専任は54校。毎年増員があったが,ここ2年は,足踏み状態。今年度は,蔵書達成率が100%になったことを理由に資料費も大幅に減額されてしまった。再三要請しているにもかかわらず,「学校司書」と言わず,「学校図書館指導員」という名称にこだわり続けている。 

 

学校図書館を考える会・丸亀(2017)

 

 

丸亀市立小中学校の学校司書の配置は、平成26年度から、市立全20校で1人1校専任になっている(島嶼部3校は1人が兼務)。子どもの登校日は全日 、17.5時間勤務。年間勤務日数の関係で長期休暇は開館できない日もある。 

 第3次『丸亀市子ども読書活動推進計画』の重点プロジェクトに「学校図書館の学習・情報センターとしての機能の充実」を掲げ、学校での学校図書館活用計画作成を推進している。 

 先生と学校司書が協働し、学校図書館を活用した授業実践の豊かさを広めていく必要がある。

 

学校図書館法改正を受けてと思われる変化など> 

 県内で学校司書を配置する自治体が増えた。県の学校司書派遣事業(4市8町の12の学校で2年間実施。1人1校専任。1日6時間、週5日)が今年度で終わる。来年度以降、各自治体独自で配置を継続できるよう願っている。

 

学校図書館を考える会・やまぐち(2017)

 

 20135月に発足し、以来23か月に一度、例会をもっている。

 山口県立高校の学校図書館の職務は事務職員が兼務で担っており、専任の学校司書配置はゼロである(にもかかわらず、文科省の平成28年度「学校図書館の現状に関する調査」結果では「学校司書配置学校の割合」が67.3%となっている)。また、県内の公立小中学校については125町で学校司書配置があるものの、ほとんどが複数校兼務であり、なおかつ全員が非正規職員である。未配置は下松市と田布施町のみである(2016年度)。

 このような現状を何とか変えていくため、当会では講演会の開催や県教委への要請活動、県内の学校図書館及び公立図書館見学等を続けている。今年2月には「学校図書館を学ぶ会」として県教委高校教育課指導主事を講師とした出前講座を開催した。なお、ここ数年は県議会本会議でも継続して学校図書館のことが取り上げられるようになっている。

 

【学校図書館法改正を受けてと思われる変化など】

 現在のところ、山口県内では「学図法改正を受けてと思われる変化」がまったくないことが課題である。

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 

 

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 


 

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