学校図書館関連イベント情報

 第19回子どもに豊かな育ちと読書のよろこびを

                        学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい   報告

  

主催:学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい実行委員会

日時:2020年1月13日(月・祝)11時~

会場:全国教育文化会館 エデュカス東京

   

講演:「図書館民営化の何が問題か~サービス・経費・職員体制をデーターより検証する」   田井郁久雄 氏 (元広島女学院大学准教授)

 

日本図書館協会の最新の調査では、全国の公立図書館の16.8%が指定管理、職員数では32.8%を占めている。田井氏は全国各地の公立図書館の貸出数・資料費などの推移を『日本の図書館』を基にグラフ化し検証している。その画像を示しながら、「民営化」で本当に“サービスの向上、経費の削減”になっているか、指定管理導入前と導入後の変化など、全てデータに基づいて話された。

 

「サービスは向上しているか」……民営化で開館時間・開館日は増えている。特に新築・改築オープンの場合は、マスコミの報道もあり一時的に利用が伸びているが、数年たたないうちに低落するところが多い。マスコミが取り上げるのは開館当初だけで、その後の状況はほとんど報道されない。だから一般読者は「民営化するとすごい」という印象を持ったままである。最近は集客が重視され来館者数が話題になるが、図書館資料の利用増とは異なる。またサービス実績は後退しているのに、指定管理期間更新時に委託料が増額しているケースもある。民営化後5年以上の貸出数の推移や図書館費をきちんと検証すべきである。ほとんどの場合、指定管理導入による経費の大幅削減は実現されていない。また地域・郷土資料、目につきにくい資料の収集・整理・提供ができていない。

 

✱「なぜ指定管理の図書館で利用が伸びないのか」……継続的・長期的なサービスができないという構造的な弱点。指定管理の職員体制(大半が雇用期間限定の非正規職員)。

 

✱マスコミ報道の影響は大きい。直営で活気があり貸出を伸ばしている図書館をもっと取り上げて、マスコミや市民に知らせていくことが必要。

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 

 

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 


 

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