学校図書館・虹の会・所沢(2025 )
今年度、小学校に学校司書2人増。1校一人専任の学校は3校増となる。
所沢市の中学校は全校(15校)に「学校司書」専任の配置
小学校の「学校司書」は8校が、1校一人専任の配置となる。24校は2校兼務の配置。
未配置だった小学校にも学校司書配置(図書館からの非常勤職員も配置)。
(専任、兼任とも週5日20時間勤務)
今後の目標として、2校兼務の小学校に1校一人の配置を目指して活動中。
参加できる地域の催しに積極的に参加予定。
越谷市学校図書館を考える会(2025)
当団体は、越谷市内の小中学校の図書館など、図書館全般の充実を願い、学校図書館の充実のためには専任・専門・正規の司書の配置が不可欠であると考え、そのための活動を行なっています。定例会 日時:毎月第3日曜日 14:00~16:30 場所:ほっと越谷
2025年度:前年度1月と2月の2回、募集 学校司書1名増員、22名体制で44校を担当 ようやく小中学校全校に週2日配置
◇今後は、市の予算でこの事業の計画的な継続拡大を要望します。次年度も継続が可能となるのはよかったです。全校に正規の司書の配置を要望します。各校週2日の勤務、1人の方が2校兼務ではなく、1校に毎日、フルタイムで勤務ができるように要望します。新学習指導要領の教科書に基づいた授業に対応するには、毎日勤務する必要があります。教科書では、本、読書、図書館、司書について、多く取り上げられています。専門的な研修が受けられるように要望します。
知りたい情報
・教育委員会に、学校図書館担当者、学校図書館コーディネーターなど、及び学校図書館担当の部署を設置してもらうにはどのようにしたらよいのか。
『東京新聞』2024年5月14日(火)に、葛飾区では区教委に「学校図書館コーディネーター」という専従スタッフを配置した。とあります。
・学校図書館支援センターを設置してもらうにはどのようにしたらよいのか。
会計年度任用職員制度の影響について
特に悪くなったことはない。2020年度までは組合の交渉で賃金(給料)が上がったが、2021年度からは自動的に上がる。
学校図書館を考える会・横浜(2025)
1994年7月に発足した当会は、2024年に30周年を迎えた。コロナ禍で総会、世話人会、通信発行が止まったままだったが、2025年2月に臨時総会を開催し、活動再開に向けてリスタートした。
横浜市では2013年10月に学校司書の配置が始まり、4年かけて小・中・特別支援学校約500校への配置が進められ、2016年4月に全校配置が完了した。2023年度で学校司書配置開始から10周年を迎えた。
勤務時間が少ないことや専門性の担保(有資格者の確保)、研修やサポート体制の充実など課題は多く、市民の会として状況を見守り、継続的に市当局に働きかけている。その結果、2024年度より年間勤務時間数が 1,015時間から
1,020時間に増えた。小さな一歩ではあるが、勤務時間増は10年間で初めてのことで、今後も粘り強く活動を続けていかねばと励まされる成果だった。
会の活動を長らく牽引し、横浜市の学校司書配置実現に多大な貢献をされた伊藤紀久子さんが、2024年9月28日に亡くなった。伊藤さんの目指したもの、伊藤さんから学んだものを整理し、追悼文集としてまとめる作業を行なっている。
生きた学校図書館をめざす会・川崎(2025)
川崎市は、2024年に全小学校に1校専任の学校司書の配置が完了しました。しかし、中学校や特別支援学校の学校司書は未配置のままです。
2026年度から実施される教育プランの「次期かわさき教育プランに向けた考え方」が5月に発表されました。そこには、4つのKeyProjectが示され、その一つに探究的な学びの充実が謳われました。しかし、肝心な探究的な学びを支える学校図書館の活用や学校司書については何も示されませんでした。
当会は、この夏、主要会派の議員や教育委員会の指導課との話し合いを予定しています。そこでは、探究的な学びには、学校図書館の活用と学校司書の必要性を訴え、学校司書が未配置の中学校等の配置計画の実施や小学校の学校司書の勤務状況の改善を求める予定です。
平塚の図書館を考える会(2025)
神奈川県平塚市の学校図書館の担当部署は教職員課(任用)及び教育指導課(運営・研修)です。小学校28校、中学校15校、併せて43校には2006年度から2012年度までの6年間で各学校1名ずつ学校司書が配置されました。
学校司書が各小中学校に配置されたことにより蔵書や貸し出し集計、利用者データ等がデータベース化され、運営しやすくなりました。
また、学校図書館に人がいることにより暖かい雰囲気ができ、児童・生徒にとって居心地の良い場所になっているそうです。
しかし、全小中学校に学校司書が配置されたのはよいのですが、勤務時間が年間91日で月9日勤務。1日5時間という短い時間の中で子どもたちへの図書館サービスや授業支援が十分にできるとはとても思えません。それに、7月と3月は5日勤務で8月は休みという勤務体制では、働く人にとって収入面で不安があります。担当課に勤務日数を増やせないかを問合せましたが、検討課題と認識しているとのことでした。学校司書の研修等は教育指導課(新任研修は教職員課)が担当しています。
学校図書館法が改正され、学校司書を配置されることになりました。また、国からは地方財政措置がされているとはいえ、それぞれの市町村での対応がさまざまです。児童が登校している間は、なるべく長く勤務してほしいです。学校司書同士の交流も大切だと感じています。
栃木子どもの本連絡会(2024)
2024年度の発行を目指している『学校図書館を考える・シリーズ18』に向けて準備を進めています。
『小学校での読書を考える会』水戸ネットワーク(2023)
水戸市の場合は学校司書配置ということではなく、中央図書館所属の会計年度任用職員9名と正規職員1名が、学校図書館支援員として小・中学校(47校)を巡回しています。
学校図書館支援事業は、蔵書のデータベース化が完了し、2024年度からは引き続き、学校図書館支援員の巡回をおこない、学校での読書相談、図書館オリエンテーションなどを実施し、学校の先生方と相談しながら、子どもたちの読書活動を推進する取組を実施していく予定です。
今後の課題としては、蔵書のデータベース化をすすめたので、学校がそのシステムをどのように活用し、子どもの読書活動につなげていくかというところだと思います。図書館としては、システムの活用方法や学校図書館の環境を整備しながら、子どもたちの読書活動推進に役立つような取り組みを学校に提案していきたいと思います。
北本市子ども文庫連絡会(2019)
従来週3日・1日5時間勤務だった学校司書の勤務時間が、この2年間は、週2日になりました。が、昨年2.5日に復活しました。今年度、市長が交代しましたので、期待しています。