学校図書館・虹の会・所沢(2018 )                                                         

  

 

所沢市では、2018年度も新たに小学校4校に学校司書が配置されました。が、  2校に一人の兼務の配置です。中学校は、1994~1996年に、15校全校に1校一人配置。小学校は、2011年~2014年に、5校に1校一人配置。2015~2018年に、18校に2校兼務で配置(32校中、未配置校9校)。

 課題としては、全校配置を望んでいますが、2校兼務ではなく、1校一人ひとりの学校司書の配置です。

 

 

越谷市学校図書館を考える会(2018 

 

◆「越谷市学校図書館を考える会」は、越谷市内の小中学校の図書館など、図書館全般の充実を願い、学校図書館の充実のためには専任の司書の配置が不可欠であると考え、そのための活動を行なっています。定例会 日時:毎月第3日曜日 15:30~17:00 場所:ほっと越谷

 

◆越谷市の小中学校の図書館について

 

 ◇2010年度:3名の「学校図書館支援員」が、小学校6校、中学校6校に、週1回、4時間、モデル的に配置されました。司書の資格は問われませんでしたが、結果的に配置された人は司書の資格を持つ人でした。

 

 ◇2011年度:市の「緊急雇用創出事業」の学校図書館運営活性化事業と子ども読書活動推進事業として、7名の「学校図書館支援員」が小学校13校、中学校15校に9:00~16:45、また、7名の「子ども読書活動推進員」が小学校17校、越谷市立図書館に9:00~16:00にそれぞれ配置されました。週1回ではありますが、小中学校45校全校に専任の職員、司書または司書教諭の資格を持つ人が配置されました。

 

 ◇2012年度:市の予算で、12名の「学校図書館支援員」が小中学校45校全校に、4月中旬より、週1回、9:00~16:45に配置されました。教頭先生が2名の大規模校3校には、週2回。司書の資格を持つ人が配置されました。研修も少し増えました。前年度からの継続者が6名程いましたが、配置校は変わりました。

 

 ◇2013年度:市の予算で、12名の「学校図書館支援員」(非常勤職員)が小中学校45校全校に、週1回、配置されました。大規模校3校には、週2回。4月1日採用、2日辞令交付。勤務日は火曜日~金曜日、勤務時間9:00~16:45。前年度の学校の組み合わせは変わらず、「学校図書館支援員」 が入れ替え。継続8名、新採用4名。非常勤職員ということで、月給、夏休み中の勤務もあり、次年度の継続が可能となったようです。新年度への「学校図書館支援員」の募集はありませんでした。

 

 ◇2014年度:新採用の「学校図書館支援員」はいませんでしたが、勤務校が変わった「学校図書館支援員」もいるようです。

 

 ◇2015年度:「学校図書館法」改正により、「学校司書」と名称変更になりました。2名増員となり、週2日配置校が8校増加となり、11校となりました。「学校司書」が新たに週2日配置となる学校については次の通りです。①蔵書数の多い学校 ②小学校優先(小学校低学年の貸出に手間がかかるので) 「基本方針」については、1校週2日を目途とし、学習指導要領が変わるまでには実施したいとのことです。研修は、これまで教育センター等を会場に行われていましたが、他の学校の図書館を見たいという希望があり、これからは学校を会場とするようになるそうです。研修は年7回、同日に学校司書の情報交換会が行われているそうです。

 

 ◇2016年度:前年度末に学校司書の募集がありましたが、今年度の人数は14名と変わらず、退職者の欠員補充でした。そのため、週2日配置校の数は増えませんでした。

 

昨年度、学校司書を2名増やしての成果については、こどもの貸出冊数が1人当たり2冊増加し、図書館で教えてもらったというこどもが増えているとのことです。「基本方針」については、23名体制を目途とするとのことですが、いつまでにという予定は立っていないとのことです。

 

 ◇2017年度:前年度末に学校司書の募集があり、1名増加し、15名となり、全員1人3校勤務となりました。(13名継続、2名新任) 勤務日は週4日、1校に週2日、2校には週1日ずつ。週2日配置校は、4校増加し、小学校14校、中学校1校、計15校となりました。(小学校30校、中学校15校、計45校のうち。) 学校司書1名の拡充により、勤務校は配置換えとなったようです。

 

『教育だより こしがや』№27(越谷市教育委員会 平成29年4月3日発行)より。

 

 ●学校図書館の充実

 

 児童生徒の読書活動を推進するため、専門の資格をもつ学校司書の増員と効果的な配置を図ります。

 

 ◇2018年度:学校司書の募集はありませんでしたので、昨年度と状況は変わらないようです。

 

 ◇今後は、市の予算でこの事業の計画的な継続拡大を要望します。非常勤職員で、次年度も継続が可能となるのはよかったです。全校に正規の司書の配置を要望します。各校週1、2日の勤務、1人の方が3校勤務ではなく、1校に毎日、フルタイムで勤務ができるように要望します。新学習指導要領の教科書に基づいた授業に対応するには、毎日勤務する必要があります。教科書では、本、読書、図書館、司書について、多く取り上げられています。専門的な研修が受けられるように要望します。

 

 

 

【知りたい情報】

 

・教育委員会に、学校図書館担当者及び学校図書館担当の部署を設置してもらうにはどのようにしたらよいのか。

 

・学校図書館支援センターを設置してもらうにはどのようにしたらよいのか。

 

 

学校図書館を考える会・横浜(2017) 

 

 横浜市では、2016年4月に学校司書の全校配置が完了したところでしたが、この4月当初、欠員が生じたために学校司書が未配置になっている学校が10校程度出ているとのことです。5月に20名程度の追加募集がありました。また、学校司書を途中で退職する方も少なからずあり、定着率の低さが気になるところです。

 

生きた学校図書館をめざす会・川崎 (2018

  

 平成27年度から29年度までモデル事業として、小学校7校ずつに学校司書が配置される。教育委員会は、学校司書の配置は効果があったという検証を発表した。平成30年度からの教育プランには、学校司書は、モデル事業からそのまま継続事業と明記された。しかし、33年度までに配置される学校司書数は、ほぼ半数の56名と明記されるに留まった、さらに中学校の学校司書については何も明記されなかった。また、川崎方式という巡回型の有資格者の総括学校司書と資格も問われない学校司書の2本立てという不可解な状況は継続される。

 

 問題なのは学校司書の雇用条件である。1回3時間150回、資格も問われず、校長推薦という。これでは学校図書館での仕事が十分にできるとは思えない。問題は山積みである。

 

栃木子どもの本連絡会(2017)

 

 学校図書館を考えるプロジェクトを立ち上げ、平成13年に「リーフレットその1」を発行しました。それから毎年リールレットを発行し続けましたが、学校図書館法が改正されたことから、栃木県内の各市町の現状を知りたいと、各市町教育委員会宛のアンケートを実施するため、2015年は発行をせず、201612月に「リーフレット14」の発行にこぎつけました。

 また栃木子どもの本連絡会会員に、その内容を周知したいと、4月の総会後の学習交流会では、「リーフレットから見えてきたこと」と題して、プロジェクトメンバーが解説をし、質問やご意見もたくさんいただきました。今年度は、さらに各市町のその後を探っていきたいと話し合っています。

 学習交流会の内容については、栃木子どもの本連絡会のHP(http://tochiko.holy.jp/)をご覧になっていただければ幸いです。       

 

【学校図書館法改正を受けてと思われる変化など】

 アンケートを取ってみて、その時点で、改正を受けて司書を配置した所はなく、またその他の変化も見られませんでした。しかし今後見直す予定と回答してきた市町が6市町あったので、そこを中心に動きを見ていきたいと考えています。 

 

日野の学校図書館をもっとよくする会(2018)

 

 図書館は2009年以来、有償ボランティアの配置がずっと続いております。6年ほど前に全国の皆さんから応援をいただいて、正規職員を置くようにという署名運動にもご協力いただきました。その数年後には、専任・専門・正規の学校司書を配置してほしいという請願が日野市議会で全会一致の採択を得ました。それが現在、棚上げ状態です。多少の動きがあったのは、今年の3月の市議会で、学校図書館の問題を質問した議員に答える形で、請願の採択や学校図書館の改正もあったためか、市長と教育長が「十分に研究して配置の方向に向けて全力を傾けたい」というような発言をされました。早速7月4日付けで、学校図書館をもっとよくする会から市長と教育長に宛てて、「日野市の学校司書配置に関する要請」というのを作りまして、懇談を進めているところです。会も月に1度は学習会のようなことを企画してきたのですが、今は2ヶ月に1度になるなど運動もダウンしていますが、続けるのが大事だということで、ぼちぼちと続けているところです。また良いニュースがあったら報告したいと思います。

 

『小学校での読書を考える会』水戸ネットワーク(2018) 

 

 茨城県水戸市では学校司書配置につきまして要望書、請願書を提出しましたが、趣旨採択(20166月)されたままになっております。このような中2016年度から中央図書館に学校図書館支援員(嘱託職員)を配置し、学校図書館の整備とデータベース化に取り組んでまいりました。2年余りが経ち521日に担当者に来ていただき、学校支援員の現状と今後についてうかがいました。現状は「市立小・中学校に2週間に1回行き蔵書の整備がだいたい終わり、データを入力するための機械も今年度中には完備されることになった」ということでした。ただし「学校図書館支援員はあくまでも支援員であり、今後学校司書になるかどうかはわからないし、図書館としては学校司書配置については担当外なので、このことについてはわからない」との回答もありました。市議会でも学校図書館についての長期計画について質問をしてもらっていますが、明確な回答を得ていません。

 

 ここで心配なのが、長期計画もなく担当者が明確に決まっていない学校図書館に多額の税金を投与して機械を入れてもそれが運用されず、児童の学校図書館利用につながらないのではないかということです。

 

 北本市子ども文庫連絡会(2018

 

 

 当市は4中学校8小学校に学校図書館図書指導員の名称で学校司書が配置されています。それまでは年間120日(週3日)でしたが、昨年は年間80日(夏休み・春休みをのぞくとほぼ毎週2日)になりました。そこで文庫連で教育委員会・市議による文教委員会・市長に会い、北本での学校司書のいる図書館が果たす役割とその必要性について説明しました。そして今年度は年間100日になりましたが、これでも週2.5日です。休まず注視し、充実へ向けて発言していくことが必要と思います。

 

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 

 

 

私たちは、すべての学校図書館が整備され、充実し、豊かになることを願って活動しています。全国には、いまだにカギのかかった図書室や茶色く変色した本でうまった図書室もあります。専任・専門・正規の学校司書が働く図書館はまだまだほんのわずかにすぎません。

 

各地で活動する人たちが、あせらずゆっくり、お互いの運動の成果や課題を共有し、運動の輪を広げていかれることを願っています。

 


 

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